WordPressテーマを自作してみる_8

Poeditのスクショ
Poeditの画面

さて、すでに自作テーマで運用している本サイトではございますが、_s から作成する時に気づいたことなどはさらに追記していきます。

_s は、英語版のテーマですので、日本語ネイティブな人が使う場合は、やはり「Continue reading」よりは「続きを読む」と日本語化してあげる方が親切なわけですね。404とか、検索結果がなかった時とか、さまざまな表示が英語で出てくるわけです。

わたくしめはバカですので、当初はよくわからず、phpファイルの該当箇所を直接書き換えて日本語化しておりました。しかし、当該箇所はさまざまなファイル上に散らばっているわけでして、なかなか探すのも面倒だなー、とか思っている時に、ふとファイル群の中に「languages」というフォルダがあることに気づきました。

ひょっとして日本語化の秘密がここに?

御意。

ただね、やや不親切ですよね。readomeファイルがあっても、参照すべきサイトのURLがあるだけ。もうひとつの「テーマ名.pot」に至っては、わたくしのMacのFinder上ではパワーポイントのファイルのアイコンになっていて、当初はなんか関係のないファイルかと思っちゃいました。

いやしかし、これが便利なんですよ。一番簡単な方法は、Poeditのサイトから、Poeditをダウンロード&インストール、「テーマ名.pot」ファイルを開くと、左カラムには訳すべき英語の文字列が一覧表示、右カラムに日本語訳を入れていけばいいのですが、さらに右側には翻訳の提案が示されて(ただし無料版だと途中から提案してくれなくなりましたw)、これらをすべて訳すなり、wordpress.orgとか訳す必要のないものは同じ文字列にしといて、「ファイル」の「MOにコンパイル」を選択、ファイル名を「ja.mo」にして「languages」フォルダに保存しますと、あーら不思議、WordPressの表示が日本語化されているではありませんか。

訳すときに、一応それがどんなところで使われるかが推測できるヒントも出るですけど、ときどきわかりにくいのもあったりして、わたくしの場合は若干試行錯誤が必要でしたけど、なにしろ元ファイルに手を入れる必要がないですし、もれなく対応できるわけですから、これを使わないテはないっすね。

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