7月の清里キャンプに続き、8月最後の日曜日から2泊3日で、岐阜県の平湯キャンプ場で避暑キャンプしてきました。バスタ新宿から約5時間、平湯温泉バスターミナルから徒歩15分の徒歩キャンパーにもやさしい標高1300mのキャンプ場です。
いきなりの雨設営と雨漏り
今回も、DDタープの3.5 x 3.5 のハーフテトラ張りにテンマクデザインのワンポールインナーテント・メッシュの組み合わせ。安房トンネルに入る前、長野側は晴れていたのに、トンネル抜けた岐阜側はなんと雨。ゆっくりサイト選びをしてる場合ではなく、平湯キャンプ場の管理棟裏の区画サイトに、まずはタープを張って、雨露をしのぎました。
どうせゲリゴーだろうと高をくくっていたら、意外にも降り続き、なんとポールで跳ね上げたループの縫い目から雨漏りするという事態に遭遇。ループの縫い目にもシームテープが貼ってありますが、これは次回までに目止めしておかないといけないですね。
ちなみに、3.5 x 3.5 のハーフテトラの中にテンマクデザインのワンポールインナーを入れると、後ろの方は当たってしまうので、下の写真のように、ど真ん中ではなく、下のループをロープで引っ張り上げてやると、インナーとの間にスペースが取れます。
上高地に一番近い焚き火のできるキャンプ場?
今回キャンプ場を探すにあたっては、バスタ新宿から直通でいけるバス停から歩ける標高の高いキャンプ場という条件で探したわけですが、そうなると上高地の小梨平キャンプ場も候補になり得るわけです。でもあそこは、自分のサイトで焚き火はできません。基本的には、北アルプスを登る人たちのための「テント場」であって、普通のキャンパーが普段行く「キャンプ場」とはちょっと違うのかなと。
一方、平湯キャンプ場は、焚き火もできるし、温泉もあるし、上高地にもバスで20分くらいで行けちゃうわけで、自分的には断然、こっちの方がポイント高いです。もちろん「早朝の上高地」は堪能できませんが、平湯温泉から上高地行のバスは6時半からあるので、「朝の上高地」には間に合うでしょう。
というわけで、まあキャンプの楽しみ方なんて人それぞれ自由なので、好きなようにやればいいと思いますが、個人的には平湯キャンプ場は夏の2泊の避暑キャンプには、まさにドンピシャでした。
雨も上がって、焚き火とハイボール、そして新ギア「山フライパン」を堪能
幸いにも夕方には雨も上がって、焚き火とハイボールの幸せな夕暮れ時を満喫できました。そして今回、ユニフレームの「山フライパン17cm」がデビュー。コッヘルはやめて、鍋釜の類はもうこれ一つでいくことにしました。自分はごはんを炊かない糖質制限キャンパーなので、お湯を沸かしたり煮物もできる高さがある山フライパンさえあれば、コッヘルいらないんですよね。
これまではしかし、キャンプにはコッヘルを持っていくもんだという常識から逃れられず、結果、コッヘル+フライパンでは重いので、コッヘル+アルミホイルで、朝晩メシをホイル焼きにするというアホな考えに至ってしまい、前回、前々回とホイル焼きの失敗を重ねてしまいました。
という訳で、山フライパンひとつで今回まったく問題なく、こびりつかないってこともあって、これまでで一番ストレスなくメシを作れたキャンプでもありました。
以下、今回のキャンプの前編を動画にしているので、よろしかったらご覧ください。