4ヵ月ぶりにキャンプに行ってきました。今回は初のタープ泊。DDタープ3X3でハーフテトラがどんな感じか試してみました。結論から言うと、結露がすごかったです(押韻。笑)。
タープ泊デビューにはよい季節
暑くもなく、寒くもない10月上旬、初のタープ泊には絶好の条件と思われるなか、奥多摩は川井キャンプ場に行ってきました。金土の日程で行けたので、午前中にキャンプ場に着くと、先行組は3〜4張り程度と、事実上、どこでも張っていいよ〜的状態でした。
ハーフテトラは立てる角度に注意
上流の川に近い場所をキャンプ地として、まずはDDタープをハーフテトラで立てます。最初に2ヵ所の角をペグダウンするのですが、三角形に立つので、三角形のどの辺を正面にするかをしっかり把握してないと、立てた時に思わぬ方向が正面に来ちゃうので注意しましょう。
今回の場合、正面に川が見える角度で立てたかったので、最初の2ヵ所のペグダウン位置は川に対して斜めじゃないといけなかったのですが、ついつい平行に打ってしまって、やり直し、さらに入り口となる部分に打つペグの位置に埋まっている岩があることが判明し、さらに微妙に回転させる等々、立て方かんたんな割にはけっこう試行錯誤しました笑。
で、寝るまでは、片方をポールで跳ね上げてオープンにして過ごすわけですが、これが快適でしたね〜。タープが作ってくれた日陰に、時折川面から吹いてくる涼しい風が吹き抜けていって、気持ちよかったです。
ちなみに寝る時用に、パンダライトのインナーを蚊帳代わりに持ってきましたが、大して虫もいなかったので、この季節ならコットだけでよかったかもしれません。
新焚き火台デビュー
さて、今回は焚き火台も新しいのをゲットして持ってまいりました。とにかく軽いものをといろいろ探してみましたが、ピコグリルはさすがにちょっとお値段張り過ぎかなーということで、基本、焚き火では調理をしないので、ユニフレームのファイアスタンド2にしてみました。結果は大正解だったかなと。売店では細めと太め(針葉樹と広葉樹?)の薪があって、各1束づつ購入。ガンガン燃やして、4ヵ月たまっていた焚き火欲を一気に開放いたしました。
今回は弁当とかについてきた割り箸だのつまようじだのを、洗って焚付用にためておいたものを持ってきたので、初めて着火剤なしでいけました。薪割りもぜんぜんせず、太い薪を燃やし尽くせたのも、この焚き火台のおかげかもです。
実は鹿番長のオイルランタンもデビューだったのですが、明るいうちから飲み始めたので、暗くなる頃にはすっかりできあがってしまい、写真が撮れませんでした笑。ただ焚き火してるときは、あんまりランタンの方を見ないので、なんだかもったいないような気はしました(貧乏性。笑)。
朝起きるとタープ内大結露にたじろぐ
というわけで、夜はどう眠りについたのか記憶にないのですが笑、フルクローズにしたハーフテトラの中で朝目覚めると、どうも足のあたりが冷たい。ヘッドランプを点けてみると、結露がすごいことになっていて、足元は天井が低くなってるせいで、パンダライトのインナーの網を通してシュラフが濡れちゃってました〜苦笑。
まあ、普通のテントのようにベンチレーションとかまったくないんだから、当然といえば当然なんですかねー。実は上述のように酔っ払って寝入ってしまったので、本来なら荷物を脇に寄せて、もっと真ん中あたりで眠れば、多少結露の被害に遭わずに済んだかもなー、とかとは思っています。
朝焚火&コーヒー
さて、それはそれとして、今回ぜひやりたかったのは、朝焚火。いつも薪代をケチって1束しか買わず、夜のうちに終わっちゃって、翌朝けっこうヒマだった反省を活かし、今回は朝もガンガン焚き火を楽しみましたよー。
さらに鹿番長の手動ミルも導入いたしまして、朝っぱらからガリガリと挽いて、ドリッパーは百均の針金グルグルでしたけど、じっくりと淹れさせていただきました。なんかキャンプの朝だなーってしみじみ思いましたですよ。
ただドリッパーにお湯を注ぐのがね、普通のクッカーだとむずいですよね。目玉が飛び出るようなお値段の注ぎ口もあるようですが、いやいや、さすがにそこまでは…。
回し者じゃないけど…
というわけで、4ヵ月ぶりのキャンプを堪能したわけでけど、今回デビューしたギアにはもう一つ、ペグがありました。回し者ってわけではないですが、ユニフレーム製ステンレスのパワーペグ300。昔はドーム型のテントを使っていたので、ペグってそんなに重要視してませんでした。でもパンダライトを買ったら、ワンポールはペグが命、河原サイトは鍛造ペグじゃないと厳しいよ〜といった記事などを読んで、重いハンマーと共に買い揃えちゃったんですが、正直、徒歩キャンプには重過ぎでした。
今回軽くて頑丈なステンレスのペグにしたですが、河原サイトでも全然OK。最初からこれにしとけばよかった〜って感じですね。はっきり言って鍛造ペグはお車の方専用だと思いますよ。今ならスノーピークからも出てるということから類推することもできるですが、キャンプ再開当初はそこまではわからんかったです。
というわけで、タープ泊で、焚き火台もペグも軽量化した今回でしたが、結局、総重量は20kgをかろうじて切った程度。相変わらずのUH(笑)徒歩キャンプになっちゃいました…。これから寒くなる季節、荷物はさらに増えちゃうでしょうから、どうしようかな〜。