味つけの法則のこと

計量カップの写真を加工した画像
計量カップとスプーンはあるといいよ。

おっさんにしてはけっこう料理をする方だと自負してますが、料理するにあたって、ほんとに知っていてよかったなと思うのは「味つけの法則」です。

本谷滋子さんという方の『味つけの法則』という本を読んで知ったわけですが(その前にNHKの『きょうの料理』か何かに本谷さんが出ていて、そこで語っていたのをメモしたので覚えていて、本が出たので買ったというのが正確)、もちろんいろいろバリエーションはあります。

しかし、基本は「塩分の量は具材の重量の1%」くらいがおいしいということと、「塩は小さじ1杯で5g、しょうゆは小さじ1杯で塩に換算して1g」という、この2つ(3つ?)だけ覚えておけば、料理の味付けで大きく失敗するということはほぼなくなると思います。味噌は塩分濃度がいろいろなのでやや一般化しにくいですし、また甘みは好みがありましょうから、それはそれで適宜調整すればよいんですが、やはり塩分濃度は味付けの最重要事項なので、ここを押さえておくことは、料理の成否を大きく左右すると言えましょー。

この法則を知っていれば、カップ1杯の水(200g)には、しょうゆなら小さじ2杯、塩なら小さじ1/2弱を入れれば、ほどよい味になる、ということがすぐわかるようになります。レシピありきではなく、手元にある具材の重さから考えられるようになるですよ。

煮物なら1.5%、お吸い物なら0.8%などなど、いろいろ応用はあるんですが、基本を抑えておけば、大きくずれることはなくなります。先日書いた投稿のカッテージチーズも、300gくらいの量だったので、小さじ1/2の塩入れれば、まあそこそこの塩味がつくな、ということが予想できるようになるわけです。味つけの地頭がよくなるというか、そういう感じ。

日々料理に追われる主婦(夫)のみなさんなどには当たり前の知識かもしれないですが、おっさん的には、こういう基本知識が重要なんだすー。

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