徒歩ソロデイキャンプで焚き火デビュー笑(前編)

ついにキャンプ場デビューのパンダライト

 2月の寒風吹きすさぶ中、徒歩ソロデイキャンプで「焚き火」デビューしてまいりましたっ!

氷川キャンプ場へデイキャンプに行ってきました

 酔った勢いでパンダライトを買ってしまってから、さすがにこの季節、泊まりは厳しいので、どっかデイキャンプで「焚き火」デビューしたいとチャンスをうかがっていたわけです。

 しかし、緊急事態宣言の中、都内でテント張って焚き火OKでデイキャンプできるところは(たぶん)1ヵ所しかないという状況のなか、混み具合など問い合わせるに、2月だと言うのに、土日祝にこんなに混むことはかつてなかったとのこと。やっぱり、みんな考えることは一緒なんですね〜。というわけで平日を休みということにして笑、強風が吹き荒れる(家を出るときはそんなに吹いてなかったのよ)さなか、奥多摩の氷川キャンプ場に行ってまいりました。

学生時代以来、30年ぶりくらい…

 青梅線の終点、奥多摩駅から徒歩7分くらいという、クルマ持ってないわたくしのような者にもやさしい氷川キャンプ場。ちょっと手前の御嶽駅には10年前くらいに来たのですが、奥多摩駅は学生のとき、合宿で雲取山行ったときか、輪行で風張峠越えに来たとき以来、30年ぶりくらい。駅舎も立派になってました笑。

2月半ばの平日の午前中なら余裕

強風吹き荒れる2月半ばの平日9時半、けっこう空いてました

 とはいえ、さすがに、真冬の2月も半ば、平日の朝9時半くらい、さらに強風吹き荒れる中ですと、河原のサイトはけっこう余裕でした。初めてということもあり、サイトの全貌もよくわからず、とりあえず水場に近いところを選んだのですが、その水場は凍結防止で使えませんでした笑。設営後いろいろ探索すると、さらによいロケーションもあったなぁと後悔しきり。

大ショック! まさかのデビュー戦で!?

 しかし、なにはともあれ、まずはテント設営ですよ。ワンポールはペグが命だとうことで、河原サイトでも大丈夫なように長〜い鍛造ペグを持ってきましたよ。ペグハンマーも買ってきましたよ。近所の公園でこっそり練習だってしてきましたよ。ですので、強風の下にも関わらず設営はあっという間でした。楽勝じゃん笑。

 しかし。そう、こういうところに魔が潜んでいるわけですね。長〜い鍛造ペグは、とりあえずワンポールが立てばいいやってことで、ケチって四隅用に4本しか買っておりませんでした。ので、その他の場所には短い鍛造ペグ、ガイロープは取り敢えず張らないで様子をみようと、水くみに出かけたのでした。

破けた〜笑

 水場から戻ってみると、なにやらテントがバサバサいっております。あらら、短い方の鍛造ペグが一本抜けているのではないと、ふと見ると、がーん! デビュー戦のパンダライトちゃんに裂け目が走っているではないですか〜〜〜!

 これは、ちょっとショック、というか大ショック。たぶん抜けたペグがぶち当たったのではないかと。しかも付属の軽いアルミペグではなく、短い鍛造ペグがチカラを発揮してしまったのかも…。いや、しかし、まわりの人にケガとかなくてよかったというべきかも。というわけで、ぜんぶのペグの上に重い石をのっけて、ペグ抜け防止に務めましたです。長〜い鍛造ペグでもけっこう移動してたので、ここでは短いペグは役に立たないってことは学びました。

この風の中で、焚き火すんのか?

 いきなりのデビュー戦での大ショックトラブルでしたが、これ以上裂け目が広がらないことを祈りつつ、次なる課題は、この強風の中でまったく初心者のわたくしめが焚き火デビューをすべきかどうかですよ。自慢じゃないですが、学生時代からなのでキャンプ歴はそこそこ長うございますが、焚き火歴はほぼございません。焚き火をするのは時代遅れでストーブを使うのが新しい、というような時代だったんですよ、当時は(ケロシンストーブでしたけどね笑)。でもね、炊事のためでじゃなく、純粋に焚き火するというのは、やっぱり魅力的ですよ。最近人気だというのもわかります。

 しかしながら、ベテランならいざ知らず、ちゃんと着火できるかどうかすら定かではない焚き火初心者が、この強風下において、やっていいのか? 火の粉を飛ばしまくってまわりに迷惑をかけるのではないかと正直躊躇してたわけですが、まわりの皆さんは果敢に挑んでおられます。ウロウロ様子を見に行ってみると、ほぼ全組がやっておられます。ここは直火OKなので、河原の石をカマド風に積んでやると、どうもそれなりの強風にも耐えられそうな感触。

というわけで焚き火デビュー

ついに初焚き火〜

 というわけで、売店で薪買ってきました。黒錆加工したモーラナイフで薪を細くし、さすがにフェザースティックまではできませんので、着火剤の助けを借りて、なんとか焚き火デビューを果たしました〜笑。寒風吹きすさぶ中でもあったか〜い。

 ときお吹りき付ける強い風と、スカスカの石組みカマドのおかげなのか、薪は快調に燃えまくって、うひょーって感じだったんですが、時計を見るともうお昼近く。

 事前の脳内シミュレーションではこのような強風ではないので、焚き火はあくまでレクリエーションであり、炊事はストーブで行い、チェアワン、テーブルワンでゆったりとホットウイスキーを飲む予定だったんですが、現実は、およそそれとはかけ離れ、テーブルワンは風でひっくり返りそうなのであきらめて、チェアワンに座りつつも、ほぼつま先だって中腰で、火を絶やさないようにしながら、ときおり吹く強い風に、あれこれ飛ばされないように対応し続けるという状況で、昼飯どころか、ホットウイスキー用のお湯も沸かせてないよ〜。(後編へつづく)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。