キャンプ再デビュー─糖質制限キャンプ飯編

高野豆腐ホットサンドでございます!

 ようやくキャンプ再デビューを果たしたわけですが、今は糖質制限中の身ゆえ、キャンプで食うものは、以前のようには行きませぬ。というわけで、今回の再デビュー戦でのキャンプ飯など、一応まとめてみます。

ご飯を炊かなくてもいいけど、簡単に済ますのもやりにくい

 糖質制限者がキャンプをするにあたって利点があるとすると、ご飯を炊かなくてもいい、というとこですよね。まあ最近ではメスティンに固形燃料でほっといても炊けるようですが、いずれにしても、飯を炊くひと手間が不要なのはだいぶラクかなーという気はしますね。それと、ご飯のこびり付いたクッカーなどを洗わなくて済むので、洗い物もラクです。

 一方で、昼飯や朝飯なんかだと、カップ麺とか、あまったご飯とレトルトとか、簡単に済ますってパターンが多いと思うのですが、糖質制限だとこのあたりがやりにくいのがややツラいところ、工夫のしどころですね。

 というわけで、今回私めが何を食ったかといえば…。

初日の昼は「がんもどき」

 初日はお昼ごろに着いて、ビールでも飲みながら昼飯にしようと思いました。普通ならおにぎりかなんか持っていくケースかと思いますが、それができない糖質制限者としては、前日に西友で買ったやや大ぶりのがんもどき2枚入りを持っていきました。バーナーとホットサンドメーカーで両面を軽く焼いて、しょうゆをかけて、トングで持っておにぎり的にかぶりつく感じ。ビールのつまみにもなりますしね。けっこうこれがお腹にたまるんです。あ、もちろんビールは糖質ゼロですよ。

晩飯は問題ないでしょう

下の赤いのがトマトスープ。全然具が見えませんが、ほうれん草と打ち豆が入ってます笑

 で、晩飯ですが、まあこれは問題ないでしょう。お肉を焼いたり、魚を焼いたり、刺し身を食べたりと、要はタンパク質豊富な酒のつまみをたっぷりいただけばよいだけなので。

 今回私めは、西友で買った安いビーフと、鳥のもも肉をそれぞれホットサンドメーカーで焼いたのと、乾燥ほうれん草と打ち豆のトマトスープ、食後はつまみに6Pチーズみたいな感じでした。クルミもつまみに持ってきましたが、牛と鶏と合わせて500gくらい食べたので笑、お腹いっぱいで食べられませんでした。

打ち豆

 ちなみに「打ち豆」というのは、新潟とか日本海側ではよく食べられている大豆加工品だそうで、水でふやかした大豆をつぶして乾燥させたもの。薄くなっているので火の通りがはやく、味噌汁とかスープに入れていただくようです。軽くてかさばらずに調理しやすくておいしくタンパク質も多いということで、まさに糖質制限キャンプ飯のスープ系料理のカサマシにぴったりの食材ではないかと。東京ではあんまり見かけませんが、近所のサミットに置いてありました。

 トマトは野菜の中では糖質多めですが、カゴメのトマトペーストだと1袋で炭水化物4.2gなので、まあ許容範囲かと。

朝は高野豆腐ホットサンド

ホットサンドメーカーの片方で具材の卵を焼きます
厚みを半分に切った高野豆腐に好きな具材を挟んで
高野豆腐2つがホットサンドメーカーに収まるんですよ

 今回一番手間がかかったのが、実は朝の高野豆腐ホットサンドでした。高野豆腐を水に漬けてもどし、よく水を絞って、これを半分の薄さに切ります。刃物を大きく動かすと切りやすいんですが、私が使っているオピネルの#9番だと刃渡りが短いので、ちょっと切りにくいんですよね。

 首尾よく半分に切ったらマヨをたっぷり塗って、今回は卵、ベーコン、スライスチーズを挟んで、ホットサンドメーカーにのっけます。高野豆腐2個がちょうど入るサイズなんですよね。パンだとすぐ焼けますが、高野豆腐ホットサンドの場合は中火で、1分〜1分半くらい焼くといい焦げ目がつく感じですね。

 これはほんとおいしいので家でも普通に食べてます。言われなければ高野豆腐だなんて絶対に気づかないと思いますよ。ボリューム感もあって、しかもパンより栄養価高し。糖質制限キャンプの朝飯はこれで決まり!

ホットサンドメーカー最強

 というわけで、読んでいただけた方はわかると思いますが、毎食、ホットサンドメーカーが大活躍です。片面だけ使えば小さめのフライパンだし、肉を焼くにも裏表の焼け具合など見るのもラクですし、キャンプの必需品とまで言っていいと思っております。

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